Python 3 エンジニア認定データ分析試験を受験した感想と独学で合格した勉強法

令和4年度4月30日に「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を受験してきました。結果は下記のツイートの通り。


無事合格しました。

得点は825点/1000点。700点合格なので少しだけ余裕を持って合格できたかなと思います。

この記事では実際にPython 3 エンジニア認定データ分析試験を受けた感想や合格するためにした勉強法を紹介します。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験とは

試験方式 CBT方式
出題方式 多肢選択式
試験日 通年受験が可能
受験資格 なし
試験時間 60分
出題数 40問
合格基準 700点以上/1000点
合格率 不明
受験料
  • 一般価格:11,000円(税込)
  • 学割価格:5,500円(税込)
実施者
  • 主催者:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会
  • 試験センター:オデッセイコミュニケーションズ
公式ページ

「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」は2020年は開始された比較的新しい資格試験

Pythonの基礎知識と統計に使用される数学的知識、データ分析に使用されるライブラリ(NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learn)について問われる試験です。

しか
データ分析を始める前にまずはPythonの基礎知識を身につけたいという人は「Python3エンジニア認定基礎試験」から受験するのがオススメです。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験を受験した感想

いろんな試験が同時に行われていて少しビックリ

こういう民間資格のCBT試験ははじめて受けたのですが、今まで受けてきた国家資格の試験とは結構違うところがあってビックリしました。

まず1つ目が僕が受験した会場では「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」以外にも「統計検定」や「PHP7技術者認定試験」などの別の試験も開催されていたことです。

1つの会場でいろいろなCBTの試験が同時に行われていてパーテーションで区切られた座席でみんなが別の試験を解いているという状況は新鮮でした。

2つ目にビックリしたことが試験の開始時間が厳格でないことです。

僕は19時30分に予約したので19時30分ぴったりに試験を開始する気マンマンでした。

しかし19時10分に試験会場についたらすぐに席に案内されて、19時30分をまたずにすぐに試験開始でした。

その分試験を早く終わらせることができたので僕としてはよかったのですが、試験会場ついてちょっと勉強してから試験したいタイプの人には少し可哀想かもなぁと思いました。

CBT形式で結果もすぐわかるから最高

試験終了後にすぐに試験結果レポートを印刷した紙をもらえました。合格証は後日に郵送されてくるそう。

試験結果が1ヶ月とか2ヶ月かかる試験だと合否わかるまで心が落ち着きませんからね。合否がすぐにわかるのは本当に嬉しいです。

試験の難易度は高くない

試験の難易度としてはそこまで高くないと思いました。

わからない問題もチラホラあったので100点をとるには努力が必要かと思いますが、公式テキストを読んだり模擬試験を解いたりしていれば合格点である7割はとれるかなぁという印象です。

4択問題なのでわからない問題も25%の確率で正解すると考えると細かい所は覚えれていなくても合格できる試験だと感じました。

Python 3 エンジニア認定データ分析試験に独学で合格した勉強法

試験には独学で臨みました。

Python試験には認定スクールもありますが、試験範囲の主教材が明確であったり、質の高い無料の模擬試験が用意されていたりして勉強できる環境が整っていたので独学で合格できると判断しました。

ちなみに勉強開始時の僕の知識量としては、仕事で社内用の業務ツール作ることがあるくらいにはPythonの基礎知識がある程度でした。

データ分析で使用するライブラリや微分積分などの数学的な知識はほとんどなかったのでこの試験を通して勉強した感じです。

勉強時間は20時間ほど

勉強を始めたのは試験日の1週間前。勉強時間は平日2時間と休日5時間の合計で20時間ほどです。

主教材の「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」を読むのに5時間。残りの時間は模擬試験を解いていました。

出題割合が大きいNumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを中心に勉強していました。

Pythonに初めて触れる人であれば50時間程度はみておくと良いかもしれません。

なお主教材について主催のythonエンジニア育成推進協会が書籍プレゼントキャンペーンをやっていて無料でゲットできました。

あなたが受験する時にもキャンペーンがあるかもしれないので購入前に確認すると良いかもしれません。

>> 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会

無料の模擬試験を10回ほど

学習サイトが無料で公開している模擬試験を中心に勉強していました。

試験に合格してるので言いますが、模擬試験をしっかりと反復すれば本番も合格可能です。

僕が利用した学習サイトは「DIVE TO EXAM」と「PRIME STUDY」。両方ともPython試験の認定スクールのサイトなので安心して利用できます。「PRIME STUDY」の方が少し難しいかなぁという印象。
両方とも5回ずつの計10回くらいは模擬試験を行いました。
「DIVE TO EXAM」の学習履歴のページ
「DIVE TO EXAM」の学習履歴のページ

はじめは模擬試験の点数が低くて3割くらいしか取れませんでしたが、繰り返すうちに8割9割こえるようになっていきました。

実は試験前日までは7割を越すことができず焦ってましたが、当日になんとか7割以上模擬試験で得点できるようになり無事に本番でも合格点を取ることができました。

まとめ


今回は短期集中でサクッと試験に合格できてよかったです。

「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」は2020年から開始された新しい資格試験です。

そのためまだあまり知名度は高くない印象ですが、データ分析のニーズの高まりとともにこの試験の知名度や評価も高まっていくかもしれません。

すると予約枠が埋まりやすくなったり、試験が難化したりする可能性もあり得ます。

幸い今のところ難易度も高くなく、通年実施のとても受験しやすい試験なのでPythonやデータ分析に興味があるのであれば、ぜひ受験を考えてみてはいかがでしょうか。

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