Salesforce認定アドミニストレーター試験を受験した感想と独学で合格した勉強法

令和4年度7月16日にSalesforce認定アドミニストレーター試験を受験してきました。結果は下記のツイートの通り。

1回目は不合格。2回目の受験でなんとか合格することができました…

Salesforce試験の中でもっとも初歩の試験ではありますが、Salesforce初心者の僕にとっては用語や仕組みがなかなか理解できず難しい試験だと感じました。

この記事では実際にSalesforce認定アドミニストレーター試験を受けた感想や合格するためにした勉強法を紹介します。

salesforce認定アドミニストレータ試験とは

試験方式 CBT方式
出題方式 多肢選択式
試験日 通年受験が可能
受験資格 なし
試験時間 105分
出題数 60問
合格基準 65%以上
合格率 不明
受験料 22,000円(税込)
実施者 salesforce.com
公式ページ https://tandc.salesforce.com/credentials

Salesforceにはいくつか認定資格が存在し、認定アドミニストレーター試験はその中でも基本となる認定資格です。

誰でも受験はできますが、試験ガイドには「Salesforce 管理者としての経験を持つ個人」が対象者として設定されています。

しか
Salesforceの認定資格は1年に1回の更新が必要!
うっかり忘れてしまうと資格が失効しちゃうことに…
詳しくは公式サイトで確認してみてください。

Salesforce認定アドミニストレーター試験を受験した感想

1回目と2回目のスコア

受験した2回のスコアレポートが上記です。左が1回目。右が2回目。

ご覧の通り公式のレポートでは分野別の正答率はわかるもののトータルの正答率がわからない…

なので各分野の出題割合と正答率を掛けてトータルの正答率の概算を出してみました。↓です。

赤文字がトータルの正答率。合格基準は65%なので1回目はギリギリで落ちて2回目はギリギリで合格したって感じですね。

1回目と2回目で同じ問題はほぼ出なかった

今回はご縁があって2回受験させていただいたわけですが、1回目と2回目で同じ問題はほぼ出ませんでした。

パソコンで試験する「CBT試験」ってある程度、出題問題が決まっているのかなぁと思っていたのですが、全然そんなことありませんでした。

salesforceは年3回のバージョンアップがあり、その都度「同じ試験が受けられるのは3回まで」というルールがあります。

なので3回分まではダブらないように問題が用意されてるのかもしれません。

そして2回目を受験中「あれ1回目よりも難しくない?」って思いました。もしかすると再受験するたびに難易度が上がるのかもです…

模擬試験より難しい。けど問題のつくりは親切

ネット上にあった個人の模擬試験にくらべると本番は難易度が高いと感じました。

ほとんど同じ問題も出題されましたが、模擬試験では全く見かけなかったタイプの問題も結構ありました。

満点近く取るには模擬試験だけでは難しそうです。

ただ難易度は本番の方が上でしたが問題の親切さも本番の方が上でした。

模擬試験だと「当てはまるものすべて答えなさい」みたいないくつ答えがあるかわからない形式の問題を結構見かけました。

しかし本番だと「あてはまるものを3つ答えなさい」のように具体的な数字が指定されていて、かつチェックした数に過不足があると先に進めないようになっていました。親切親切。

Salesforce認定アドミニストレーター試験に独学で合格した勉強法

Salesforce認定アドミニストレーター試験には独学で臨みました。受検時の筆者のスペックとしては以下の感じです。

  • salesforce管理者の経験なし
  • リード/ケース/商談 などの用語を一切知らない

Salesforceについては完全に初心者という感じでスタートしました。

勉強を開始したのが1回目の受験の約1ヶ月前。

  • 6月8日:勉強開始
  • 7月6日:1回目受験。不合格
  • 7月16日:2回目受験:合格

というようなスケジュールでした。勉強時間はトータルで40時間ほどです。

「Salesforce Certification Days」に参加

「Salesforce Certification Days」はSalesforce社が定期的に開催している無料のウェブセミナーです。

  • 各分野の試験ポイントを教えてくれる
  • 受験料20%OFFクーポンコードがもらえる

ZOOMからオンラインで参加可能で内容としては上記の通りです。

無料だしクーポンもらえるしってことで参加したのところ、クーポンがもらえたのはもちろん、

紹介された出題ポイントが実際出題されたりで試験対策にもかなり役立ちました。

受験料の22,000円が17,600円にもなるし、このウェブセミナーは参加しない理由がない感じがします。

クーポンコードは登録したメールアドレスにも後日届いたので、

とりあえず登録しておくってだけでもメリットがあると思います。

>> Salesforce Certification Days 資格を取ってキャリアを成功に導こう

模擬試験を活用

「Salesforce Certification Days」のスライドで知識を入れつつ、ひたすらネットで検索して出てきた模擬試験を解きまくってました。

上から順番にたくさん利用をさせていただきました。

試験問題の雰囲気が掴めるし、ほぼ全く同じ問題も本番で出題されたりもしたので効率的に資格を撮りたいなら模擬試験を解くのは必須だと思います。

Trailheadは使わなくても一応合格できる

salesforce試験には公式のオンライン学習ツールとして「Trailhead」が提供されていて、これを使って試験対策する人も多いようです。

が、僕は「Trailhead」は利用しませんでした。

ちょっと使ってみてなんかたくさん文章書いてあって難しそうだったのと、短期で合格を目指していたからです。

結果、一回落ちてしまったものの一応「Trailhead」なしでも試験に合格することはできました。

とはいえアプリに実際に触れた方が理解を深めることができるのは確かです。より確実に合格したい。

合格だけでなく業務でも知識を活かしていきたいという人は絶対に「Trailhead」を利用した方が良いと思います。

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