令和4年度3月20日のQC検定2級を受験してきました。結果は下記のツイートの通り。
QC検定2級合格してた!まじでよかった!https://t.co/oly8dMgYAB https://t.co/RuUAYo01VS
— しか (@sikasidokkoi) May 9, 2022
無事合格しました。
得点率は72%。4級と3級を飛ばしていきなり2級にチャンレンジしましたが、なんとか合格基準の70%をクリアできました。
この記事では実際にQC検定2級を受けた感想や合格するためにした勉強法を紹介します。
QC検定2級を受験した感想
QC検定2級受けてきました
90分100問。時間足らなかったなぁ
受かってますように🙏 pic.twitter.com/qEzCoaIVwa— しか (@sikasidokkoi) March 20, 2022
90分で100問解くのは時間的にキツい
今回は出題数がジャスト100問でした。
過去問だと96〜98問くらいだったから今回はすこし問題数が多かったみたいです。
90分で100問。1問に1分かけられないのツラい…
勉強してる段階から時間に余裕ない試験だなぁとは思ってましたが本番、案の定時間足りませんでした。
いきなり大門1でつまずいてしまい時間をロス。結果、5問くらいは勘で解答することになりました。
わからない問題は即効で見切りつけないと時間が足らなくなりますね…
個人的には90問くらいまで問題数減らす試験時間を伸ばすかしてほしい
難易度的には過去問とあんまり変わらなかった
難易度的には今回の試験が特別むずかしいとは思いませんでした。
難化したっていうツイートも結構見ましたけど、個人的にはそんなことはないかなという印象。
前述の通り、手法分野の大問1はぜんぜんわかりませんでしたが、その分、実践分野が解きやすかったりで全体的に見ると過去問とそれほど難しさは変わらなかったと思います。
QC検定2級に独学で合格した勉強法
QC検定2級には独学で臨みました。
合格率は20〜40%と少しで低めではありますが、後述するように手法分野さえ攻略できれば大して難しい資格試験ではないと思っています。
勉強を開始したのは試験1ヶ月前。4級や3級をすっ飛ばしていきなり2級に挑戦です。
仕事でも品質管理には特に関わっていないので本当に1から勉強しました。
勉強に使用したのは主に過去問題集とYouTubeです。
勉強時間は50時間ほど
50時間の内訳としては
- 平日の通勤時間が15時間
- 土日20時間
- 試験日の前日と前々日で15時間
って感じです。正直思っていたより倍くらいQC検定の2級は難しくて、試験直前に詰め込むことになってしまいました。
合格のカギは手法分野の攻略
QC検定2級で出題される問題には手法分野と実践分野があります。
かなりざっくりとした特徴としてこの2つには
- 手法分野:計算が必要な問題
- 実践分野:言葉を埋める問題
という特徴があります。
大問1〜7(8)が手法分野、大問8(7)〜16が実践分野。配分は回によって変わりますが大体半分ずつ出題されます。
実践分野は簡単。手法分野は激ムズ
でこの2つ。難易度かなり開きがあるという印象です。
実践分野は得点しやすいですが、手法分野は知識がないと撃沈することになります。
実践分野は言葉の穴埋めなので前後の文章の流れから勉強しなくても選択肢がしぼれます。常識レベルの問題も出題されるので勉強しなくても5割7割は取れると思います。
反対に手法分野はかなり難しいです。
なぜなら標準偏差とか偏差平方和とか値を求める問題がたくさん出題されるからです。
公式を覚えて使えるようになっておかないと答えがさっぱりわかりません。
僕はノー勉で過去問解いた時本当に1割くらいしか取れませんでした。選択肢も多くて勘が当たる確率も低い!
逆に言えば公式さえマスターしておけば7割程度はとることが可能です。苦手だとしても足切り点である50%以上は得点できるようにすることが大切でしょう。
僕ははじめ簡単な実践分野から勉強を始めました。実践分野は公式を覚えたりしなくて良かったので勉強が楽だったのです。
そのせいで手法分野は試験ギリギリに勉強することになりました。かろうじて合格レベルまで持って行けましたが、今思えばもっと実践分野に力を入れておけば余裕を持って試験に臨めたなぁと思ってます。
意味のわからない言葉は動画で学習するのがおすすめ
QC検定は意味のわからない言葉がたくさん出て来ます。
「正規分布」とか「標準偏差」とか「工程能力指数」とかいろいろ。
僕がいきなり2級の過去問題集で勉強したのが悪いのかもしれませんが、過去問の解説はある程度知識がある前提で書かれていたので正直、僕には全然理解できませんでした。
参考書も過去問も予備知識0からだとマジで呪文が書いてあるように感じます。
そこで手法の勉強方法についてはYouTubeを活用していました。
文字で読むよりも感覚的に理解できるので勉強を始めるとっかかりとしてはかなり良いと思います。
おすすめのチャンネルは以下の2つです。
・予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」
QC検定で問われる標準偏差とか分散とかの統計的知識・数学的知識をかなりわかりやすく説明してくれてます。
・クロップス・クルー セミナー 80点を目指す!QC検定2級対策
実際に過去問を解きながらその解法を解説してくれています。公式をまとめてくれていて実践的でわかりやすい。試験直前にかなりお世話になりました。
過去問解くときは時間を測っておくべき
QC検定2級は問題数が約100問。制限時間は90分のハードな試験です。1問に1分かけられません。
1問でも引っかかってしまうと時間が足らなくなる可能性が出て来ます。
僕は時間を一度も測らず本番を迎えたのですが、本番で時間が足らなくなりました。見直しする余裕も当然0です。
結果的に合格したからよかったですが、不合格だったら時間を計測しなかったことを後悔していたと思います。
なので本番で時間配分が適切にできるように事前に時間計測しておくのがオススメです。
まとめ
QC検定2級の合格証が届きました。 pic.twitter.com/0HoUqo8S1P
— しか (@sikasidokkoi) May 23, 2022
本番では全然時間が足りずかなり焦りましたがQC検定2級。一発合格できてよかったです。