令和3年度9月12日の2級FP技能検定を受験してきました。結果は下記のツイートの通り。
FP2級の合格証が届いた😊
得点は学科44/60 実技67/100でした pic.twitter.com/aFI556Ilwl— しか@応用情報結果まち🔥 (@sikasidokkoi) October 27, 2021
無事合格できました!
点数は
- 学科試験:44点/60点(合格基準は36点以上)
- 実技試験:67点/100点(合格基準は60点以上)
でした。
5月に3級に合格しそのまま9月に2級に合格。短い期間に一気にFP2級まで取得できて嬉しいです。
令和3年度5月23日の3級FP技能検定を受験してきました。結果は下記のツイートの通り。 Fp3級の合格証届いた~5年前に受けた時、実技で落ちたから嬉しい😃 pic.twitter.com/LKovNyD5vu — しか@資格勉強中🔥[…]
無事FP2級に合格できたので受験した感想や独学で合格するためにした勉強法などをこの記事では書いていきます。
FP2級を受験した感想
試験会場はFP3級の時と同じでした。受験番号を見るにここだけでFP2級の受験者が436人。調べてみたらFP2級の学科試験だけで全国で7万人(※)が受けてたみたいです。さすが超人気資格といったところですね。
※「きんざい」と「日本FP協会」の合計。内訳は「きんざい:43,499人」「日本FP協会:26,352人」
FP2級の学科試験は3級と比べてかなり難しい
午前の学科試験は問題数60問で、36問正解すれば合格です。
学科めっちゃむずかった😭#FP2級
— しか@応用情報勉強中🔥 (@sikasidokkoi) September 12, 2021
感想としては学科試験の終わり直後に↑のツイートしてしまうくらい難しかったです。3級の学科を受けた時は落ちることはないっていう手応えを感じましたが、2級の学科は手応え一切なし。落ちたと思いました。
結果としては合格していましたが、たまたま選択肢があっていた問題が多かっただけな気がしています。
○×問題と3択問題で構成される3級の学科試験と4択問題の2級の学科試験ではレベルの違いをかなり感じました。
試験時間は120分。試験開始の60分後から途中退出が可能で、3級の時は60分経過直後に一気に大勢が途中退出していました。しかし2級は一気に人が減るのではなくだんだんと減っていくという様子で、途中退出するペースが遅いことからも多くの人が問題に苦戦しているだと感じました。
実技試験は結構時間がない
午後の実技試験は問題数40問。学科試験とは異なり配点が明かされていませんが60点合格です。
20問だった3級と比べると問題数も増え、記述式の計算問題もいくつかあるので時間配分がとても大切。
問題の難易度としてはそこまで高く感じませんでしたが、90分で解き切れるかで結構焦りました。時間との戦い。試験時間の90分ギリギリまで使うことになりました。というか足りず1問は勘。
学科試験と同様に試験開始の60分後から途中退出が可能ですが、途中退出者はほぼいませんでした。
意外と高かった合格率にびっくり
僕が今回受けた令和3年度9月試験の合格率は学科試験が50.56%、実技試験が60.26%でした。特別難しくも簡単でもない平均的な回だったようです。学科試験がかなり難しく感じたので40%くらいになるかなぁと思ったですが、意外とみなさん点数取れてたみたいです。
FP2級に独学で合格した勉強法
FP2級試験には独学で臨みました。合格率は学科試験が40%〜50%、実技試験(日本FP協会)が60%〜70%ほどと、そこまで難易度が高くないので独学でも十分合格が狙えます。
僕の場合、勉強期間としては3週間。時間にして30時間程度でした。5月に3級→9月に2級一気に受験したこともあり、基礎的な知識が残っていたので、そこまで多くの勉強期間は設けませんでした。3級取得からのブランクがあればもう少し勉強時間が必要だったと思います。
3級の参考書があれば2級の参考書は必要なし
FP2級の受験者の多くはFP3級を持っている人。なのでFP3級の参考書を持ってる人も多いと思います。
そこで悩むのがFP2級を取るのにFP2級の参考書って必要なの?という問題。
僕も悩みました。「FP2級 参考書 必要?」でググったりもしました。
結論から言うとFP3級の参考書でもFP2級は合格できます。
と言うのもFP2級と3級は出題範囲は変わりません。変わるのは問題の広さではなく深さです。
つまり3級の参考書でも2級の範囲はほぼほぼ網羅できているので、3級の参考書があるなら2級の参考書は必要ないと言うのが僕の結論です。
ちなみに僕が利用した3級の参考書は「みんなが欲しかった!FPの教科書」シリーズです。おそらく一番人気の参考書なので迷ったらこれです。
YouTubeでスキマ時間に動画学習
知識のインプットには参考書とYouTubeを使いました。ご飯食べながらや洗い物しながらなどの「ながら作業」や通勤中の「スキマ時間」で勉強できるのが動画学習の魅力です。
FPは有名な資格だけあって動画をアップしている人も豊富。
僕は以下の2つのチャンネルをよく見ていました。
勉強の中心は過去問をたくさん解くこと
参考書やYouTubeでの知識のインプットをしつつ、あとはひたすら過去問を解いてアウトプット。
比率的にはインプット:3 アウトプット:7くらいを意識していました。
FPの試験は過去問と似た問題が結構出題されるので、過去問対策することが合格の近道と言えます。
僕は過去問を直近3年分を3回ずつくらい解きました。利用したのは過去問道場です。
それプラスTACの「あてるFP」シリーズも解きました。
FP2級これの学科3回分やってみたけど点数が33/60、43/60、33/60で6割とれなかったから本番ヤバいかも知んない🥶 pic.twitter.com/PyLQQkAS7v
— しか@応用情報結果まち🔥 (@sikasidokkoi) September 8, 2021
ですが「あてるFP」シリーズは買っても買わなくてもどっちでも良かったかなぁと言うのが解いてみた感想です。本番の試験問題を解いていて当たってる!って感じも別にしなかったです。
ただ問題がたくさん解けるので、過去問やり尽くした人は買ってみると良いかもしれません。
まとめ
過去にFP3級に落ちたことのある僕が2級まで合格できるなんて思いませんでした。嬉しいです。
FP2級を勉強したことでFP3級合格時には曖昧だったお金の知識がかなり強化された気がしました。
3級でも広く浅い知識は身に付きますが、しっかりとお金の知識を身につけておきたいならFP2級までは取っておいた方が良いのではないのかなと言うのが僕の感想です。
保険や税金など身近だけどよくわからないお金のことを体系的に学べるFP技能検定は誰が受けても損はしない資格試験だと思います。
年に3回も開催される難易度もそこまで高くない試験ですので、気になっている方はぜひ一度受けてみてはいかがでしょうか。