独学で一発合格!ITパスポート受験レポート。ギリギリ645点!

令和3年4月4日にITパスポート試験を受験してきました。結果は下記のツイートの通り。

無事合格しました。点数は645点。合格点が600点なのでわりとギリギリですがなんとか独学で一発合格です。思ったよりも難しかったです。

この記事では実際にCBT方式のITパスポート試験を受けた感想や合格するためにした勉強法を紹介します。

そもそもITパスポート試験って何?って人は以下の記事からどうぞ

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ITパスポートを受験した感想

通年実施で圧倒的に受験しやすい

多くの国家試験は試験時期や試験日が決まっていますが、ITパスポートは1年通して受験可能です。タイミングが合えば今週末受験することもできるかも知れません。この圧倒的な受験のしやすさはITパスポートの大きな魅力だと思います。

人気試験なので早めの申し込みが吉

通年実施なので受験しやすいのは確かなのですが、人気な国家試験だけあって予約が埋まっていることもしばしば。実際の僕の場合、1ヶ月後の土日に受験しようとしたのに、その時すでに2ヶ月先まで土日は予約が埋まっていました。

予約後の日時変更が可能なので、受験を決めたなら先に予約してしまうのがオススメです。

CBT方式はマウスでクリックするだけで回答しやすい

ITパスポートはCBT方式で試験します。CBT方式とは試験会場のパソコンでマウスを使って回答する方式です。

引用:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/trial.html

↑のように画面で四択の選択肢をクリックしていきます。マークシート式のような回答がズレてしまう可能性もなくとても回答がしやすかったです。

問題数は100問。時間は120分。解き終わったら途中退出も可能で、実際僕が受験したときは60分経過したあたりから退出する人が出てきました。60分時点で僕は全然とけていなかったのでちょっと焦りました。焦ると問題を正しく理解できなくなるので皆さん気をつけてください。

しか
CBTの操作に不安がある人は事前に公式ページで確認しておくと安心です。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/trial.html

試験結果がすぐにわかるのが最高

ITパスポート試験では試験終了後に自動で採点され、画面に得点が表示されます。またメールでもすぐにスコアレポートが送付されます。合格基準より点数が高ければほぼ100%合格で間違いありません。正式な合否発表は1ヶ月程度先になりますが、公式で点数をすぐ出してくれるのはとてもうれしいですね。

こちらが受験後に送られてきた僕の試験結果レポートです。

合格基準が

  • 総合評価点が600点以上/1,000点
  • 分野別評価点もそれぞれ300点以上/1,000点以上

なのでまあまあギリギリでした。あと4,5問間違っていたら落ちていたと思います。

思っていたよりは難しい試験だった

645点という点数を見ていただいたらわかるように試験本番けっこう苦戦しました。

ITパスポートは過去問からの流用がほとんどないと言われており、実際に本番は似たような問題は出るものの過去問ままの問題は出なかったと思います。僕は過去問の勉強しかしなかったので、これだけではやや対策がやや不十分だったのかも知れません。

ITパスポートの合格率は毎回50%〜60%程度。2人に1人は合格できる難易度の高い試験ではありません。それだけに油断して勉強を怠ると簡単に不合格になる試験という印象を受けました。

1週間の独学でITパスポートに合格するためにした勉強法

点数ギリギリだったので参考になるかわかりませんが、僕のした勉強法をご紹介します。

僕は試験1週間前から勉強をはじめました。勉強時間は20時間くらいです。すでに基本情報技術者試験というITパスポートの上位試験にあたる試験に合格してるのもあって勉強時間は短めです。初学者の方であれば60時間〜80時間は見ておいた方が良いと思います。

参考書をサラッと読む

初学者の方であればはじめに1時間2時間くらいかけて参考書を読みましょう。この時大切なのは参考書を読むのに時間をかけすぎないこと。全部覚えようとしない方が良いです。なぜなら参考書はかなり分厚いので覚えようとしてもほぼ無理だからです。「ITパスポートってこんな感じなんだ〜」って感じでサラッと読むだけにとどめましょう。

そのあとは過去問を解いて、解いてわからなかった問題を補足するために参考書を使うのが効果的です。

YouTubeで解説動画を見る

YouTubeなどの動画サイトにはITパスポートの解説動画がたくさんあります。本を読んでも理解できないことが動画だとすんなり理解できることも多いので、スキマ時間によく見ていました。

こちらの方の動画は1つ1つ時間も短く見やすかったです。歯磨きしながらとか洗い物しながらとか見ると無駄がありません。

過去問をたくさん解く

参考書や動画で知識をインプットするのも大事ですがアウトプットの方がもっと大事です。僕の場合、勉強の8割は過去問でした。

ただ解くのではなくわからなかった問題は解説を読んだり、参考書や動画で周辺知識を覚えたりすることが大切です。

僕はITパスポートドットコムの過去問道場を利用しました。無料な上に解説もしっかりしているのでとても役に立ちます。

ITパスポート試験ドットコム

まとめ

ITパスポート試験で問われるのは基礎的なIT知識です。それだけに難易度もどちらかというと低め。しかしノー勉で受かるほど甘い試験でもありません。

ちゃんと勉強しておかないとある程度IT知識がある人でも落ちる可能性は全然あります。僕もまさかこんなギリギリな点数になるとは思いませんでした。

ITパスポートは通年実施でとても受けやすいので、IT知識をつけたいと思っている方は初めにITパスポートから受験してみてはいかがでしょうか。

しか
何はともあれ合格してよかった!これから受験する人は頑張ってください!
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